人間観察

「人間観察が趣味な人はイタい」みたいな言説がありますよね。

 

僕は趣味ってほどではないんですが、都心なんかの人が多い所に行くと色んな人がいて面白いなと思います。

 

例えば、池袋の乙女ロード周辺で色んなコスプレガールズバーの人達が集まって井戸端会議をしている時があるんですけど、あれが変なオンラインゲームのロビーみたいで通りすがるといつも笑ってしまいます。

 

また、趣味でよく喫茶店に行くのですが、初めて行くようなところだとどんなお客さんが来ているんだろうと聞き耳を立ててしまうこともあります。

 

そんな感じで普通の人相手でもちょっと危ない人相手でも結構注目というか気にしてしまう事が多いのですが、やっぱり1番多くの人の存在が目に入るのは普通の道だと思います。

 

実際に統計をとったりしたわけではないのでめちゃくちゃ偏見なんですが、そんな人々を見ていると、特に都心で多いのは男女の2人組だなって感じがします。

 

1.2年前までは男女の2人組なんか見たら絶対カップルだなんて思って勝手にむかっ腹を立てていたんですよね。6年間の男子校生活でフィルターがかかっているのか、大学生特有の無駄にトゲトゲしたハートのせいなのか、とにかく自分の殻っていうシェルターに籠って核でも落ちないかなって思って生きてました。

 

そんな自意識の鎖に繋がれた奴隷少女の僕でも、外に出て人の優しさに触れるとだんだん心が開いていくようで、今年に入ってからは男女の2人組も許せるというか、なんとも思わなくなってきました。

 

もちろん僕自身が大学に入って女性とコミュニケーションをとれるようになったってのも大きいと思うんですけど、自分が成長したようで嬉しくもあり、不感症になってしまったようで寂しくもあります。

 

もっと内に籠ってとげとげうじうじしていたいなと思う気持ちもあるものの、そんな訳にも行かずこうやって外に自分を開いていかなければならくなるんだろうなって考えると悲しいです。

 

今日?1日中で家に籠ってたけど?