対面授業

オンライン授業のはずなのに今週は2回も大学に行きました。片方はゼミで、もう片方はお世話になってる先生の授業のお手伝いです。

 

そこで、久しぶりに「友達と一緒に大学から帰る」という経験をしました。こういう書き方をするとめちゃくちゃ変というか友達1人もいない奴みたいなんですが、そもそも大学に通ってないのでそんなイベントも起きないわけです。

 

友達とベラベラ話しながら駅のホームまで歩いたり、僕はバイトがあったので帰ったのですが、他の友達は夜飯を食べに行ったの見たりしてふと「対面授業ってこういうのが大事なんだろうな」と思いました。

 

オンライン授業にまつわる出来事として、よく大学生が「大学生活を謳歌させろ」「対面授業を再開しろ」みたいな声を上げるというものがあります。それに対して、「オンラインで授業が受けられるからいいじゃないか」とか「図書館は使えるから勉強はできる」とか「対面にしても真面目に授業受けないだろ」みたいな批判がよくSNS上でみられます。

 

ここでやはり思うのは「勉強するだけが大学生活じゃない」ということです。「大学は勉強するところだから遊ぶ目的でリスクを負ってまで対面にする意味が無い」?わかりますよ。おっしゃる通りです。でもこういうことを言うインテリの方々は現場が何も見えてないと僕は思います。

 

それこそ先生のお手伝いとかで1年生と話す機会がそれなりにあるのですが、彼ら彼女らが思っている憧れの大学生活ってのは「大学に通い、それなりに授業を受けて、友達と一緒に帰り道にご飯食べたりお茶したり飲んだり遊んだりする」みたいなものだと思うんですよね。むしろ授業前後の友達とのやりとり、恋人とのやりとりの方が重要でしょう。

 

何も楽しいことやコミュニケーションがなく、ただ勉強するだけってのは「大学に行く」とは呼べるかもしれませんけど、「大学生活を送る」とは呼べないのではないでしょうか?

 

 

 

そんなことを頭の片隅で思いながらも今日も大学に行ったのですが、明らかに3年~4年という風貌や雰囲気をした女子3人組が大学をバックに自撮りをしてるところを目撃しました。

 

長々と青春みたいなことを語ってきた僕ですが、そういうノリは未だに苦手です。